VMware:vmdk を Hyper-V:vhdx に変換する

VMwareの仮想ハードディスク形式 .vmdk を、Hyper-Vの仮想ハードディスク形式 .vhdx に変換する際の手順をメモしておきます。

まとめ

  1. Microsoft Virtual Machine Converter 3.x をインストール
  2. PowerShellで上記に含まれるMvmcCmdlet.psdlをインポート
  3. ConvertTo-MvmcVirtualHardDiskコマンドで変換する

手順

Microsoft Virtual Machine Converter 3.x をインストール

Hyper-V環境にインストールします。
インストール手順は省略

PowerShellで上記に含まれるMvmcCmdlet.psdlをインポート

PowerShellを管理者モードで起動し、

Import-Module "C:\Program Files\Microsoft Virtual Machine Converter\MvmcCmdlet.psd1"
を実行。

ConvertTo-MvmcVirtualHardDiskコマンドで変換する

PowerShell

ConvertTo-MvmcVirtualHardDisk -SourceLiteralPath "vmdkファイルパス" -DestinationLiteralPath "変換結果ディレクト" -VhdType DynamicHardDisk -VhdFormat Vhdx
として変換開始。パラメータが(-DestinationLiteralPathとか)長いけど、PowerShellなら1〜2文字打ってからTABキー押すと補完されるので便利。
変換中はPowerShellの進捗ダイアログが出ます。

待っていればそのうち終わります。


Hyper-V仮想マシンの作成

Hyper-Vマネージャーで新規→仮想マシンを選択


仮想マシンの世代は第1世代を選択


仮想ハードディスクで、変換した結果の .vhdx ファイルを指定


仮想マシンを起動して、VMware Toolsが入っていればアンインストール


統合サービスのインストール

Windows7以降は統合サービスが最初から入っているため、インストール時にアップデートして良いか確認されるのでOKを押して進める